気になる物件が見つかりましたら、不動産屋さんを訪問しましょう。
できれば、アポイントを取った方が余裕をもって対応してくれます。また、事前に見たい物件を連絡しておけば内見もスムーズです。物件情報をプリントアウトして持参すると行き違いを防げます。
気に入った物件を見学します。当該物件だけでなく周辺環境もよく観察し、時間帯や曜日を変えて見てみることもお勧めします。建物設備や看板設置など分からないことはどんどん質問しましょう。デジカメやメジャーを持参すると便利です。
物件が大体決まりましたら、内装費の見積りを取りましょう。内装業者にイメージを正しく伝えるために、参考になる写真や切り抜きを提出すれば、より正確な見積りが出ます。
基本的に見積りは無料ですが、パース図面などを併せて依頼すれば有料になる場合があります。
知り合いに内装業者がいない場合は、不動産屋さんに相談してください。
内装の見積額が出たら、出店費用の概算が分かりますので、予算内であれば物件の入居申し込みをします。まだ契約ではありませんので、キャンセル可能です。逆に貸主からキャンセルされる場合もあります。
また、自己資金を超えそうな場合はこの段階で、日本政策金融公庫や信用保証協会、銀行、親族などに相談しておきましょう。
貸主の審査が通れば、いよいよ賃貸借契約となります。重要事項説明書や契約書は内容が難しいですが、一度じっくり目を通し、分からないことは遠慮せず質問してください。放っておくと後々のトラブルの原因となります。また、契約時までに必要書類を用意しましょう。
物件によって多少異なりますが、本人、保証人ともに住民票、印鑑証明書が必要です。
契約書等には実印で捺印しますので、契約当日に忘れないようにしましょう。
店舗の内装工事にかかります。工事前には必ず、貸主に内装図面と工程表を提出してください。また、周辺の方々にご挨拶することも忘れてはいけません。
仕入れや備品の購入など経費がかさみますので予算を立てておきましょう。
電気、ガス、水道の名義を変更し、電話等の手続きをします。工程を参考にしてオープン日を設定し、求人や広告なども開始しましょう。
従業員のトレーニングやマニュアル作りなどもしておきましょう。
まずは物件選びです。立地や賃料、階数、駐車場の有無など、こだわり条件に優先順位をつけるとあまり迷いません。インターネット検索や情報誌から幾つかピックアップし、取扱いの不動産屋さんに電話やメールで問い合わせます。
空室状況や詳細事項を確認し、希望条件などを伝えます。この際の対応を不動産屋さん選びの参考にしていいと思います。